一つの線、一つの家、一つの自然
(2017)「21世紀の森と広場」の管理伐採で生まれた木や竹
松戸アートピクニック
全長500m(奥行360m)門W2300×D1200×H1500㎝、
玄関・窓W1100×D720×H230㎝、
寝室W130×D150×H260㎝/W160×D210×H260㎝ /W150×D180×H260㎝
公園は最初に作られた時に完成しているのでなく、日々人の手によって木や草を整えられ、木漏れびや広い原っぱという形を作ることによって完成され、我々は自然の保たれた均衡の美しさを感じ取っています。そのことに日々関わる公園の造園業者さんが伐採した枝や木々をいただき、それをつなぎ合わせて、公園を跨ぐ一本の線を描きました。湧き水から池まで続く小川に沿わせた約500mの線の間には、家の空間要素(門、庭、玄関や居間の窓、集まる場所としてのリビング、寝室など)になぞらえ、場所を閉じたり、開いたり、つなげるといった性質をもつ場所をつくりました。道や茂み、広場、森など、公園の敷地が変化する部分と一本の線とが交差する箇所で展開し、公園の特徴と家の空間体験を重ね合わせます。そうやって、公園の断片をつなぎ合わせた一本の線が存在の意味を変えながら公園を一つの家のような存在にしました。
(2017)「21世紀の森と広場」の管理伐採で生まれた木や竹
松戸アートピクニック
全長500m(奥行360m)門W2300×D1200×H1500㎝、
玄関・窓W1100×D720×H230㎝、
寝室W130×D150×H260㎝/W160×D210×H260㎝ /W150×D180×H260㎝
公園は最初に作られた時に完成しているのでなく、日々人の手によって木や草を整えられ、木漏れびや広い原っぱという形を作ることによって完成され、我々は自然の保たれた均衡の美しさを感じ取っています。そのことに日々関わる公園の造園業者さんが伐採した枝や木々をいただき、それをつなぎ合わせて、公園を跨ぐ一本の線を描きました。湧き水から池まで続く小川に沿わせた約500mの線の間には、家の空間要素(門、庭、玄関や居間の窓、集まる場所としてのリビング、寝室など)になぞらえ、場所を閉じたり、開いたり、つなげるといった性質をもつ場所をつくりました。道や茂み、広場、森など、公園の敷地が変化する部分と一本の線とが交差する箇所で展開し、公園の特徴と家の空間体験を重ね合わせます。そうやって、公園の断片をつなぎ合わせた一本の線が存在の意味を変えながら公園を一つの家のような存在にしました。